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2026/07/17 09:06

昔のことであやふやな記憶ですが、よくウロウロしていた商店街に、手作りのこんな看板があったように記憶しています。
「アッ!コンナトコロニスタインウエイガ!」
カタカナだけでそんなふうに書いてあったと思う。
「アッ!」は付いていたかどうか記憶は定かではありませんが、この看板は妙に印象的でした。今もまだあるのかどうかわかりません。
「スタインウェイ」といえば、言わずと知れた世界的ピアノメーカー。
それに地方の商店街の楽器店、風変わりな手作り看板。
その取り合わせがなんだか面白く、かなり時間が経った今も、記憶に残っています。
あの看板の意味を、勝手に想像してみると。
「世の中、意外なところでステキなものに出会えることもあるんだよね。
それを提供できるのはウチだけどね♪」
確かに意外な出会い、まさかの出会いというのは驚きや感動をもたらす素晴らしいものです。またその場を提供できるのも、嫌味じゃなく、素晴らしいことかと思います。
でも、それってまさにネットの世界ならではのことじゃないでしょうか。
ネットの中での意外な出会い、意外な場所で思わぬ「お宝」に出会った感激、そのような経験は形は違っても多くの人に実体験としてあるのでは、と想像します。
私にもそういう経験はあります。
たとえば、音楽のサブスクで個人的趣味の珍曲を掘り当てた時とか。
あと他にはネットでのお買い物がそうです。
欲しいものがあるけどなかなか見つからない。
あちこち探しても見つからなく、途方に暮れあきらめかけた時、何気なく訪れたサイトで見つけたときの驚きと喜び。
「コンナトコロニアッタンダ、アリガトウ(涙)」
そう思った時、思いっきりシッポを振っている自分がいました。
実際にそのような体験の声を、お客様からいただいたこともあります。
「どこを探しても見つからなかったものを、こちらのお店で見つけました」
とのよろこびの声でした。
「コンナトコロニ」という感動体験をお客様にしていただけたら、それはまた逆にこちら側の感動体験となります。それがモチベーションとなり、お店運営の励みになります。
私の店にあるものは高級品やプレミア物などはなく、普段使いに適したごく普通のお手頃価格の商品ばかりです。お店は多くの人にとっては目立たないただの「コンナトコロ」かもしれません。
しかし、あるお客様にとっては意外な「アッ、コンナトコロニ」という場であってほしい。小さな発見に感動が生まれ、そして私のお店そのものを「お宝」にしてもらえたら。
なんて簡単な話じゃないのですが、
七転八倒しながら、少しずつ近づいていけたらと思っています。